Tachihara Michizo Memorial Museum
風のたより No.2:展示作品紹介
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現在、記念館で開催中の新春企画展「立原道造パステル画展4」の展示品のなかから、
初公開の遺品をご紹介します。
「愛蔵の懐中時計」は、横浜の貿易商クロスディーバーグが明治時代に輸入した商館時計で、
保存状態・製造年代・価格などから、立原が父の遺品として受け継ぎ、大切にしていたものと
推定されます。
「愛用の懐中時計」は、立原が日常身に付けていたようで、よく使い込まれています。
製造年から推定しますと、高価なものですが、小学校入学時の贈り物かもしれません。
●愛蔵の懐中時計
メーカー不詳 スイス製 1800年後期-1900年初期 シルバー・七宝焼き 4石 オリジナル
●愛用の懐中時計
タバン社 スイス製 1920年 ニッケル・クロムメッキ 17石 オリジナル
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Copyright(C) Tachihara Michizo Kinenkai 2001